「つりそうだけど、いつつるか分からなくて怖い」「一度つると痛みが取れない」と悩むことも多いこむら返り。
運動していた若い頃とは違い、筋力の衰え、血行不良、女性ホルモンの減少が大きな原因です。
そもそも『こむら返り』とは、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が痙攣を起こしている状態です。
医学用語では『有痛性筋痙攣』や『筋クランプ』と言われます。
こういう人は要注意!
1.筋肉への強い負荷
日常的に運動している人でも急に運動量を増やして筋肉に負荷がかかると、足がつることがあります。無理をしないで自分の体力に合った運動量を意識することが大切です。
2.冷え
冷え性もそうですが、特に足が冷えると血行が悪くなり、筋肉に十分な酸素やミネラル分が行き届かなくなります。
ミネラルバランスが崩れると、足の筋肉の緊張が解けず、些細なきっかけで筋肉が過剰な収縮を引き起こしてしまいます。足を冷やさないようにひざ掛けや、湯たんぽなどがおすすめです。
3.熱中症
屋内外問わず、汗をかいてマグネシウムやカルシウムなどの電解質(筋肉の働きにかかわるミネラル)が出ていくことによるミネラルバランスの崩れ。水分補給の際にはミネラルを意識して摂取するように心がけましょう。
4.アルコール
お酒を飲むと、手足が痺れたり、つったりします。
アルコールに含まれるアセトアルデヒドが血管を収縮させてしまう効果があるため、手や足先まで十分に血液がいかなくなり脱水のようになることが原因です。
お酒を飲むときには間に水分を摂ることで予防することができます。
5.その他の病気の可能性
糖尿病、肝臓障害、腎臓障害などの病気から足がつりやすくなります。
また、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがある場合、腰から下肢に向かう神経の異常興奮により足のつりが起こることがあります。
痛みを和らげる方法としては、こまめな水分補給とミネラル分の補給が大切です。
筋力が低下すると、冷えや血行不良に陥りやすいのでウォーキングやつま先立ちの運動も効果的です。
寝ている最中に足がつり困ったときには、漢方の『芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)』を飲むと、筋肉の痛みを和らげる効果が期待できます。
花花整骨院でも足がつり痛みが取れないと言われて来られる方がたくさんいらっしゃいます。
筋肉が固くなり痛みを引き起こしている状態の方もいらっしゃいますので、『足がつりやすくて困っている。』『つった後の足の痛みが引かない』とお悩みも気軽にご相談ください。

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